受託・出張測定依頼
対象物の持込のほか、ご指定の任意の場所までレーザートラッカーを持込み現地にて計測。3DCAD比較やサーフェス形状照合評価を行います。高精度でありながらポータブルという特徴を活かすことにより、現場環境や作業状況により変化する様々なご要望にお応えします。
計測の流れ
【よくある質問Q&A】
Q.遠方ですが、出張計測は可能ですか?
A.ご安心ください。全国津々浦々まで出張計測に参ります。 大型重量物・固定物を対象とする場合には是非ご相談ください。尚、飛行機・新幹線を利用する場合は、先に計測器類を運送便でお送り致しますことをご承知ください。
Q.事前の現地調査は可能でしょうか?
A.可能です。ただ、TEL・メールなどのやり取りで十分な場合が殆どです。予算内に抑えるためにも、特別な場合を除き、現地調査は不要と考えています。
Q.どのようなものでも計測可能でしょうか?
A.レーザートラッカーでは計測箇所にターゲット(SMR)を接触させる必要があるため、柔らかい材質、たわみ易い材質には不向きです(このような場合は、高精度3Dスキャナが適しています⇒詳しくはこちら)。また、発信されるレーザーは直進するため、計測部位にレーザー光が到達できるよう、計測部位、箇所、角度などに応じて計測機の設置場所を検討する必要があります。
Q.作業スペースはどの程度必要ですか?
A.レーザートラッカーの設置方法は大きく二種類あります。
1)三脚(付属品)による設置の場合(通常)
半径1000mm程度のスペースが最低限必要です(三脚の設置用:半径500mm程度+周辺作業スペース:500mm程度)。
※三脚の接地面が撓みや振動の影響を受けないような対策が必要です。
2)強力マグネット(付属品)による設置
半径700mm程度のスペースが最低限必要です(本体の設置用:半径200mm程度+周辺作業スペース:500mm程度)。
※マグネットを使用する場合、 鉄など磁性体を利用した剛性のある架台などが必要です。
Q.測定環境に制限はありますか?
A.測定環境は測定精度に影響を及ぼします。以下の主要因と対策をご参考ください。
1)振動
プレス機などによる大きな振動は、測定精度に悪影響を及ぼします。機械を一時的に停止いただくか計測対象物を別の場所に移動するなどの対策が必要です。
2)風・煙・雨・雪・粉塵
レーザーによる距離は光の到達飛行時間(ToF)により計測されます。このため、レーザー光に加減速を与えかねない風、障害物となりうる煙・雨・雪・粉塵などは計測精度に悪影響を及ぼす可能性があります。それらの影響を防ぐため邪魔板を設置する、あるいは機械を一時的に停止いただくか計測対象物を別の場所に移動するなどの対策が必要です。
3)光(反射)
対象物が光沢あるいは近辺に反射材や光沢なものが存在する場合、レーザーが散乱して計測が困難な場合があります。このような場合、艶消しスプレーを塗布するか計測対象物を別の場所に移動するなどの対策が必要です。
Q.レーザートラッカーの計測精度は設置環境や距離に依存するようですが、現地で実際の計測精度の評価はどのように行われますか?
A.まず計測器設置個所で原点補正や計測器の精度チェックを行います。次に、計測箇所付近にて別の測定器(マイクロメータなど)で直接計測あるいは校正されたスケールバーで間接計測を用います。これらの計測結果で実際の計測精度の評価を行います。
Q.費用はどの程度ですか?
A.測定内容に依存します。以下の価格をご参考ください。
1)弊社持込の場合(搬入可否判断が必要) @1万円~
2)出張計測の場合(移動・搬送コストは別途)@5万円~
【お問い合わせ/お見積】
ご要望によって作業内容が異なります。その旨をお問い合わせフォームあるいはTELにてご相談ください。
お問い合わせフォームの場合、画像送付も可能です。ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
お電話によるお問合せ
079ー261-2947
営業時間:月~金 9:00~18:00