熟練技を要すNC旋盤での変形問題を3Dで予知予防
機械加工をする上で最も難しい現象の一つである変形をCAE静解析で事前予測。高効率と高品質を追求した生産体制で大型薄肉丸物部品のNC旋盤加工を行います。
加工前段階のCAE静解析
旋盤加工といえば熟練職人に依存するケースが多々あります。弊社ではこの熟練職人技をデジタル技術で解決します。変形しやすいワークの場合CAE静解析による事前検討が有効です。
リバースエンジニアリング
古い設備で図面がない、改造が加えられて現物ベースで再製作が必要な時3Dスキャナによるリバースエンジニアリングが役立ちます。現物のスキャン、図面化、製作まで行えます。
検査結果データの提供
三次元測定機レーザートラッカーによる寸法公差・幾何公差の計測が可能です。結果あるいは加工表面画像をデータで提供可能です。
単品から小ロットさらには量産まで対応可能です。単品~小ロットの際には3DCADおよびCAMで設計変更への追随性を強化しています。量産時には高効率設備が威力を発揮し、御社のコストダウンに貢献します。
お電話によるお問合せ
079ー261-2947
営業時間:月~金 9:00~18:00
選ばれる理由
弊社ではNC旋盤加工を祖業としていますが、中身はよくある鉄工所のイメージとは大きく異なります。その内容は、まずはデジタル化への取り組みです。CAEによる変形予測によるのほか、3DCADによる工程設計(超薄肉の場合に必須)、チャック圧決定における定式化などです。そのほか、機上計測が可能とするレーザートラッカーによる品質保証など、勘と経験に依存した従来型町工場からの脱却を目指した結果、多くのお客様に信頼をいただいています。さらにコストダウンに磨きをかけるための生産効率化への取り組みを発展させるなど拍車のかかる少子高齢化社会にむけて前進しています。
コストダウン提案
従来のサプライチェーンが何らかの理由で機能しない、あるいはキャパオーバーなどの理由で新たな協力会社を急遽探さなければならない場合が散見されます。一方、既存の取引先ルートでは何社も経由するため結果として高コストとならざるを得ません。このような状況下では弊社のような専門会社に直接お問い合わせいただくことで大幅なコストダウンが可能です。
CAE解析事例
課題解決事例
精密薄肉ノズル
【特徴】
アルミの大型精密薄肉ノズル。素材はムク材(丸棒)から削り出し。肉厚に対する幾何公差の難易度高。
精密薄肉スペーサ
【特徴】
アルミの精密スペーサ。素材はムク材(丸棒)からの削り出し。幾何公差に加え、自社設計工具により加工。
精密薄肉ダクト
【特徴】
ステンレスの精密ダクト。素材はムク材(丸棒)からの削り出し。
大型薄肉リング
【特徴】
G級内輪
【特徴】
型鍛造~熱処理前加工~仕上げ加工まで。仕上はG級の外径球面加工。
G級外輪
【特徴】
型鍛造~熱処理前加工~仕上げ加工まで。仕上はG級の内径球面加工。
G級スペーサ
【特徴】
G級の端面断続加工でレーザー焼き入れによる歪に要注意。
G級ギヤ
【特徴】
歯研前のG級精度が要求されるL加工です。
研究開発の認定証
公益財団法人ひょうご科学技術協会殿によりNC旋盤加工の変形に関する研究開発事業が認定されました。
技術高度化研究開発支援事業(R1年度)
技術高度化研究開発支援事業(H25年度)
サービスのご依頼
〇お見積の際、フォームからの図面送付が可能です。
〇旋盤以外の工程にも対応いたしておりますのでご相談ください。
〇製造・検査のほか治具設計・CAEなどコンサルティングもお受けいたしております。
※そのほか、ご不明な点がございましたら何なりとお申し付けください。
お電話によるお問合せ
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営業時間:月~金 9:00~18:00